離婚に関する基礎知識や事例
Basic Knowledge
離婚の際には、慰謝料や財産分与などのお金の問題、子供の親権がどちらに属するかという問題、手続きの具体的な方法、離婚後の生活のことなど様々な問題を考慮する必要があります。正当な権利を最大限実現していくためには、こうした問題の法律上の扱いをよく知ったうえで、着実に準備を進めていくことが重要です。
できる限り自分にとって有利に離婚手続きを進めることは、離婚後の新たな生活にもつながっていきます。
-
離婚とお金
離婚に伴うお金の問題としては、財産分与や慰謝料、養育費、婚姻費用などがあります。財産分割とは、婚姻中に夫婦が取得した共有財産をそれぞれの下に分けることをいいます。慰謝料とは、離婚に至るまでの相手の行為による精神的苦痛への […]
-
慰謝料(不貞行為など)
■慰謝料とは慰謝料とは、相手の行為による精神的苦痛への損害賠償金のことをいいます。慰謝料の根拠となる不法行為として一般的なものには、家庭内暴力(DV)や浮気などがあります。こうした不法行為があり、相手に責任があることが明 […]
-
財産分割
■財産分割(財産分与)とは財産分割とは、婚姻中に協力して築いた共有財産を分配することです。財産分割では、夫婦の実質的な共有財産がその対象となります。夫婦共同の名義によるものでなくても、婚姻中に購入したものなどはすべて夫婦 […]
-
住宅ローン
■離婚後、住宅ローンはどうなるのか住宅は夫婦の共有財産とされるので、財産分与の対象となります。その一方で住宅ローンは金融機関と名義人の契約なので、離婚した場合にも契約は当然残ります。そうなれば、名義人は離婚後もローンを払 […]
-
婚姻費用分担請求
■婚姻費用とは婚姻費用とは、結婚生活を送るための経費のことを指します。婚姻費用は夫婦で分担することが民法760条によって定められています。分担の方法は「資産、収入その他一切の事情」に考慮して決定します。たとえば、共働きの […]
-
離婚と子供
「親権」とは未成年者の子どもの世話や教育をする権利と、子どもの財産を管理する権利のことをいいます。離婚届には夫と妻どちらが親権を行うのかを記入する欄があり、未成年の子をもつ夫婦はここを記入しないと役場から受理してもらえま […]
-
親権と監護権
親権は、身上監護権と財産管理権の二つの権利のことをいいます。身上監護権とは、子どもの身のまわりの世話や教育、しつけを行う権利・義務のことです。さらに細かく分類すると、子どもの住む場所を指定する居所指定権、しつけとして子ど […]
-
子供の養育費
養育費とは、子どもを育てるのに必要な費用のことをいいます。大事なことは、養育費は別れた配偶者のために支払われるお金ではなく、あくまで子どもが持つ権利であるということです。養育費は、親であれば当然負担しなければいけないもの […]
-
面会交流権
子どもと一緒に暮らしていない親が子どもと会うことができる権利を面会交流権といいます。具体的には特定の日時に子供と会って食事をしたり、宿泊したりすることができます。宿泊を伴う面会や、年に数回旅行に行く方法での面会交流を定め […]
-
離婚の種類と手続き
離婚には大きく分けて、「協議離婚」・「調停離婚」・「審判離婚」・「裁判離婚」という4つの種類があります。「協議離婚」は夫婦がふたりで話し合って離婚をすることで、お互いが合意納得していれば、その他の要件は不要です。協議離婚 […]
当事務所が提供する基礎知識
Basic Knowledge
-
財産分割
■財産分割(財産分与)とは財産分割とは、婚姻中に協力して築いた共有財産を分配することです。財産分割では、夫婦の実質的な共有財産がその対象となります。夫婦共同の名義によるものでなくても、婚姻中に購入したものなどはすべて夫婦 […]
-
財産処分・管理
相続が発生した場合や、家族に認知症などで判断能力が不十分な人がいる場合、司法書士や弁護士と財産管理委任契約を結ぶことを検討される方もいらっしゃいます。財産管理委任契約とは、自分の財産の管理やその他の生活上の事務の全部また […]
-
自己破産をしても残せ...
自己破産という言葉を聞くと、すべての財産を失うとイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし、実際には自己破産をしてもすべての財産を手放すわけではありません。法律では、生活の再建を目的として、破産者が最低限の生活を送 […]
-
相続税
相続税とは、人の死亡を原因として財産を取得した人に課される税金です。相続は勿論のこと、遺贈や死因贈与を受けた人も対象となります。生前贈与でも贈与税ではなく相続税の課税対象となるケースがあります。とはいえ、相続や遺贈によっ […]
-
子供の親権者になるに...
親権(民法第818条)とは、父母の養育者としての地位・職分から流出する権利義務の総称をいいます。離婚する場合、子供の親権者を決定しなければ離婚することができません。親権の決定については、一般的に夫婦間の話し合いにより行い […]
-
相続分
相続分とは、相続人が複数存在する場合に、各共同相続人が被相続人の権利義務を承継する割合をいいます。(民法889条)■法定相続分と指定相続分相続分には、民法が相続分を指定する法定相続分と、被相続人(亡くなった方)が遺言によ […]
よく検索されるキーワード
Search Keyword
弁護士紹介
Lawyer

齋藤 理英(さいとう りえい)
当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
「初回相談30分無料・御成門駅徒歩3分」齋藤綜合法律事務所は、お客様の立場にたったアットホームな法律事務所です。
相続、自己破産、離婚、交通事故、一般民事など幅広い分野の法律相談を取り扱っており、依頼者の利益の極大化を第一に考えています。
- 経歴
-
1965年 東京都(新宿区)出身 1988年 日本大学法学部政治経済学科卒業 1988年 米国(カリフォルニア州サンフランシスコ市)留学 1989年 一般企業(コンサルティングファーム)に就職 1997年 最高裁判所司法研修所入所(第51期) 1999年 司法修習修了、弁護士名簿登録(東京弁護士会) 2009年 当事務所開設 - 役職、所属団体等
-
1998~2014年 日本大学法学部司法科研究室非常勤講師 1999年~ 東京弁護士会倒産法部会会員 2003年~ 東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員会委員 2006年 東京弁護士会常議員(任期1年) 2006年 日本弁護士連合会代議員(任期1年) 2007~2009年 あずみ株式会社(名古屋証券取引所二部上場)社外取締役 2007~2010年 (公財)東京都暴力追放運動推進都民センター暴力追放相談委員 2009~2017年 東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員会副委員長 2009年~ 事業再生実務家協会会員 2009年~ エステールホールディングス株式会社(東京証券取引所スタンダード上場)社外取締役 2012~2016年 (公財)東京都暴力追放運動推進都民センター不当要求責任者講習講師 2015年~ 株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(東京証券取引所スタンダード上場)社外取締役 2015年~2019年 日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会委員 2017年~2019年 東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員会委員長代行 2019年~2021年 東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員会委員長 2019年~ 府中刑務所篤志面接委員 2019年~ 鎌ヶ谷市情報公開・個人情報保護審査会委員 - 主な講演
-
・社内不祥事発生の際の、社内調査の方法とその限界 ・クレーマー対策について~最近の具体例から業種別の対応策 ・不動産賃貸業における暴力団排除 ・暴力団排除条例施行に伴う実務対応について ・半グレ等のいわゆるグレー属性の実態と対応について - 執筆
-
・反社会的勢力リスク管理の実務(共著) ・暴力団排除と企業対応の実務(共著) ・離婚・離縁事件実務マニュアル改訂版(共著) ・反社会的勢力を巡る判例の分析と展開(共著) ・反社会的勢力を巡る判例の分析と展開II(共著) - 趣味
-
ゴルフ、読書、映画鑑賞、食べ歩き
事務所概要
Office Overview
名称 | 齋藤綜合法律事務所 |
---|---|
資格者氏名 | 齋藤 理英(さいとう りえい) |
所在地 | 〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-4 中田ビル3階 |
連絡先 | TEL:03-5776-5921 / FAX:03-5776-5924 |
対応時間 | 平日9:30~18:00(事前予約で時間外対応も可能です) |
定休日 | 土日祝(事前予約で休日対応も可能です) |
アクセス | 都営地下鉄 三田線 「御成門駅」より徒歩3分 東京メトロ 日比谷線 「神谷町駅」より徒歩6分 都営バス 橋86系統・浜95系統 御成門(御成門小学校前)停留所 徒歩1分 |
